Schou Andersen スコウ・アンデルセン「NV31」ダイニングチェアのご紹介【東京都八王子市のインテリアショップ 中古家具kokoelma】 [chair]
スコウ・アンデルセン
Kai Kristiansen(カイ・クリスチャンセン)
1929-
1949年指物技術工の資格を取得。王立芸術アカデミーにてコーア・クリントに師事し、1950年卒業。55年に自身のスタジオを構えます。クリスチャンセンのデザインは、デンマークミッドセンチュリー家具の代表ともいえます。彼は机、テーブル、サイドボード、椅子、キャビネット、テレビスタンドなどをデザインし、主にチークやローズウッドで作りました。実用的でスタンダードな美しさを持つ家具を生み出した彼の作品の1つにFM棚システム(ウォールユニット、1968年)があります。幅を無限に増やせ、また組み合わせにも無限の可能性を持ち、どんな壁にも合うように設計されています。また「No.42」チェアは彼の代表作で、アームのデザインは印象的です。斬新なデザインは椅子をひいてもアームがテーブルに当たらぬ様になのか?そして座面が固定されていない構造ゆえ米国では「フリップフラップチェア」とも呼ばれており、これは張り替えを自身でできるようにという配慮なのか?デザインの理由が明確にわかりません。そしてその他に「ペーパーナイフチェア」も有名で、その肘掛けのフォルムからそう名付けられました。生産中止となっていた彼の作品を日本の宮崎椅子製作所がライセンスを獲得し復刻品として現在生産がスタートしています。
クリスチャンセンはその後も国内外の展示会やプロジェクトに参加し、才能を発揮。また近年はデンマークKaagaard社やスキャンバーク社(Tvillum-Scanbirk)といった家具メーカーのデザイン顧問も勤めており、精力的に活動をしています。
接合部は太く、それ以外は細く削り上げ、耐久性、軽量性、デザイン性を同時に成立させています。